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廉価miniPCの動画エンコード性能は?

miniPC
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本最とで紹介してきたminiPCのなかで、手持ちのPC搭載機について、動画のエンコードをやってみました。

更新情報

2024/01/27 一部条件が異なっていることがわかったので、計測をやり直しました。
2024/01/25 HiMeLE Overclock4C,Quieter4Cを追加しました。

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方法

フリーの動画編集ソフト「Shotcut」を使用し、2つの動画を合成、H.264とH.265形式で書き出すのにかかった時間を測定してます。
ハードウェアエンコーダは使用していません。

OSは、Windows11と、機種によってはMX Linuxでも測定しています。
機種毎にOSのバージョンが異なりますが、ご容赦ください。

動画の長さは2分です。

ソース動画1ソース動画2変換後その他
コーデックHEVCHEVCH.264/H.265コーデック変更
解像度2560 x 14401920 x 10801920 x 1080ソース2を合成して、全体を縮小
フレームレート28fps28fps30fps28fpsから30fpsに変更
ファイルサイズ520MB103MB
Shotcut

書き出し(エンコード)の設定は以下です。

書き出し設定

プリセット「YouTube」を選んだあと、コーデックにlibx264 / libx265 を選択してエンコード
ハードウェアエンコードは使用していません

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ベンチマーク機種

miniPCと比較するために、ノートPCやデスクトップPCもベンチマークしてます。

メーカー機種名CPUメモリ備考日付
ドン・キホーテNanoteP8Pentium N42008GBnotePC
MINISFORUMGK41Celeron J41258GBminiPC
MeLEQuieter3CCeleron N51058GBminiPC
HiMeLEQuieter4CIntel N1008GBminiPC2024/01/25追加
ONE-NETBOOKOneMix4Core i5-1130G716GBnotePC
HiMeLEOverclock4CIntel N9516GBminiPC2024/01/25追加
ASRockDeskMini H470Core i3-1010032GBDesktopPC
BeelinkSER5Ryzen5 5500U16GBminiPC
ASUSROG STRIX B450iRyzen7 2700X16GBDesktopPC
LenovoIdeaPad Slim 570iProCore i7-12700H16GBnotePC
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結果

エンコードにかかった時間(分:秒)をグラフにしてあります。短いほうが性能が高いということになります。
(動画長さは2分)

H264結果
H265結果

全体的にWindows11よりもMX Linuxのほうが、短い時間で終了しています。

CPU性能としては、Intel Celeron J4125より、N5105のほうが上ですが、同等の結果になってます。
これは、J4125を搭載するMINISFORUM GK41が冷却ファンあり、N5105を搭載するMeLE Quieter3Cはファンレスなのが影響していると思われます。

Intel N95搭載の、Overclock4Cがかなり検討してます。

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まとめ

Celeron J4125やN5105搭載PCを、動画編集目的で購入される方はあまりいないとおもいますが、静音性を生かして、寝ている間にエンコードする、というのもありだと思います。

また、Ryzen5 5500U搭載のBeelink SER5 の結果をみると、かなり優秀なのがわかりました。
(実際、本サイトの動画は、Beelink SER5で編集するようになりました。)

参考にどうぞ。

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