はじめに
HiMeLE Quieter4Cで使用できるM.2 SSDは、NVMeのもの(PCIe 3.0 x 4で接続)です。
商品説明にもそう書いてありますし、PC本体のM.2ソケットにもシールが貼られてます。
![QE4C M.2コネクター](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2024/01/04-QE4C-SSD-1024x576.jpg)
ここまでかかれていると、かえってやってみたくなるもの。
手元にSATA接続のSSDがあったため、使えるのか実験してみました。
取り付け
![QE4CにM.2 SATA SSD](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2024/01/21-QE4C-sata-1024x576.jpg)
取り付けたSSDは、
Kingstone製M.2 2280 SATA3 240GB
SA400M8/240G というものです。
PC本体側のソケットは、M keyタイプ。
このSSDは、基板切り欠きが、B+M keyタイプのため、問題なく取り付けられます。
![M KeyソケットにB+M Key SSDを差し込む](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2024/01/31-KEY-1024x640.jpg)
![M Key と B+M Key](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2024/01/32b-KEY-1024x640.jpg)
結果は
![SATA CristalDiskInfo](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2024/01/QE4C-SATA-DInfo.png)
CristalDiskInfoです。
対応転送モード欄が、
「SATA/600 | SATA/600」
となってます。これは、
PC側インターフェース | SSD側インターフェース
という表示です。
SATA/600 ・・・SATA3で接続されてますね。
![SATA CristalDiskMark](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2024/01/QE4C-SATA-DMark.png)
CristalDiskMarkの結果です。
SSD自体の性能は、
シーケンシャル読み込み(最大):500MB/s
シーケンシャル書き込み(最大):350MB/s
です。
それを上回る性能がでてます。
なぜかWriteがかなり早い。
このあと、SSDにWindows11をインストールしたり、20GB程度のデータを読み書きしましたが、何の問題もなく使えてます。
まとめ
HiMeLE Quieter4Cでは、M.2 SATA SSDも認識することが分かりました。
ただ、わざわざNVMe Onlyとシールまで貼っているので、なにかあるのかもしれません。
M.2 SATA SSDを使う場合は、そのことに留意して使いましょう。
また、これからSSDを購入される方は、あえて、M.2 SATA SSDを使う理由はないので、NVMeタイプを選んだ方がよいと思います。
MeLE公式HPの、Quieter4C製品情報で、SATA/NVMEの両方に対応していることが明記されました。
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