PR

Linuxを使ったことがない方へ LiveUSBでLinuxを始めよう!「起動」編

LiveUSB起動 Linuxをつかおう!!
記事内に広告が含まれています。

それでは、前回作成したLiveUSBでLinuxを起動してみましょう。
日本語入力の設定までを紹介します。

今回試したPCは、MINISFORUM GK41 Celeron J4125 DDR4 8GB↓

スポンサーリンク

USBから起動する

作成したLiveUSBをPCにさす

usb to pc

電源を入れる

電源スイッチを押して、電源を入れます。

biosに入る

del key

delキーを連打してbiosに入ります。機種によっては、「Esc」キーだったり、「F7」などのファンクションキーだったりします。

Tips

biosに入らなくても起動ドライブを選択できる機種もあります。
2022/6/24更新
MINISFORUM GK41では、「F7」キーで、起動ドライブの選択画面を表示させることができます。

機動メディア選択

biosから起動ディスクにLiveUSBを選択して起動

BIOS

bios画面になったら、「Save & Exit」タブを選びます。

bios save & exit

「UEFI: ○○」(○○はUSBメモリの名前)を選択、「Enter」キーで起動が始まります。

GRUB画面の起動メニュー

GRUB

GRUBという起動選択画面が出ますので、「Start Linux Mint...」を選択して「Enter」するか、放置(時間がたつと自動で起動します)

Start up

待ちます。

desktop
INFO

デスクトップアイコンについて
「LiveUSB作成」編で作ったLiveUSBで起動した場合は、左側のように3つのアイコンが表示されます。
「保存できるLiveUSBでLinuxを始めよう!」編で作ったLiveUSBで起動した場合は、右のように「casper-rw」というアイコンが追加表示されます。

保存できるLiveUSBは、この「Casper-rw」に設定やデータが保存されます。

Casper-rw
スポンサーリンク

WiFi設定

INFO

有線LAN接続の場合、WiFi設定は不要です。

WiFi1

右下のネットワークアイコンを左クリックして、出てくるメニューのなかから、WiFI接続先を選択。

WiFi Pass

Password入力ウィンドウが表示されるので、入力します。

WiFi Pass2

入力したら、「Connect」をクリック

WiFi OK

接続が成功すれば、右上に「Connection Establish」と表示されます。(しばらくすると消えます)「Fales」が表示された場合は、接続先かパスワードが間違っていると思いますので、やり直してみてください。

スポンサーリンク

日本語表示・入力設定

Linux mintのLiveUSBは、初期状態では英語表示で、日本語入力もできません。これをできるように設定していきます。

日本語表示設定

Preference

左下のアイコン(Windowsのスタートメニューなようなもの)をクリック
メニューが表示されるので、「Preferences」アイコンをクリック。

Pref window

「System Settings」ウィンドウが開くので、「Languages」を開きます。

install language

「Install / Remove Languages...」をクリック

Language Add

開いたウインドウで、「Add...」をクリック

Select JPN

「Japanese, Japan」を選んで、「Install」をクリック

Install Languae Pack

一つ前のウィンドウに戻るので、「Install language packs」をクリック

経過

経過が表示されます。しばらく待ちます。

errror

エラーが出ました。repositoryがダウンロードできない、と表示されていますが、「Close」で閉じて、その後問題なくインストールできています。

Check

インストールしてよいかと確認されますので、「Continue」をクリックして、継続します。

Progress

インストール状況が表示されます。

jp finish

「Japanese, Japan」の横に、「Fully installed」と表示されれば、日本語表示に必要なものはインストール完了です。「Close」でウィンドウを閉じます。

Language-表示言語、Region-地域、Time format-時間形式を日本語に変えていきます。

select JP

まずは、Languageの「C.UTF-8」となっているボタンをクリック。

Select JP1

現れるウィンドウから、「Japanese, Japan」を選択

select JP2

同様に、Region-地域も「Japanese, Japan」へ

select JP3

Time format-時間形式も「Japanese, Japan」へ

select JP4

「Apply System-Wide」をクリックして設定完了です。

日本語入力設定

次に、日本語が入力できるように設定します。

input method1

「System Setting」のウインドウで「Input Method」を開きます。

input method2

開いたウインドウの左側リストから、「Japanese」を選択

input method3

「Install」ボタンをクリック

input method4

またエラーが出ますが、気にせず「Close」をクリック

input method5

インストールするファイルの確認ウィンドウが出ますので、「Continue」をクリック

input method6

インストールが開始されます。

input method7

インストールが完了したら、ウィンドウ中央上のプルダウンメニューから

input method8

「Fcitx」を選びます。

windows close

ウィンドウを閉じて、設定完了です。

ログアウトーログインで設定を反映

ログアウト→ログインで設定を反映させます。

Tips

再起動しなくとも、設定は反映されます。再起動してもOKです。

logout1

左下のアイコンをクリックして、メニューを表示させ、ログアウトのボタンをクリック。

logout2

「Log Out」ボタンをクリック

login1

ログイン画面が出ますので、「ログイン」をクリックします。

mint20.3 login
mint 20.3 mint
mint20.3 pass
INFO

Linux mintのLiveUSBは、ユーザー名は固定、パスワードはありません。
バージョンによっては、ログイン画面が異なります。ユーザー名を求められる場合あり。
下記はユーザー名「mint」、パスワードなしのパターン

mint20.3 login
mint 20.3 mint
ユーザー名「mint」
mint20.3 pass
パスワードはなし
Login2

日本語で表示されているのがわかると思います。
すぐ、上のような案内が出ます。フォルダの名称を日本語にするかどうか(例:Downloads → ダウンロード)の問い合わせです。私は、英語のままでよいので、「古い名前のままにする」を選択しました。

INFO

フォルダを日本語表記にすると、このようになります。

日本語表記

日本語入力がインストールできているか確認

ime1

右下のキーボードアイコンを、右クリックします。

ime2

「設定」をクリック

ime3

「Mozc」があればOKです。

スポンサーリンク

日本語を入力してみる

日本語入力ができるかやってみましょう。

入力してみる

「メニュー」-「アクセサリ」ー「テキストエディタ」を開きます。

text editor

キーボードアイコンが、下のアイコンになっていない場合は、キーボードアイコン(赤枠のところ)を左クリックするか、「Windowsキー」+「スペース」で切り替えます。

あ
あああ

あとはWindowsと同じ「半角/全角」キーか、「Ctrl」+「スペース」で全角/半角を切り替えながら入力します。

これで、基本的な設定は終わりです。Webブラウザ(FireFox)を使ったり、ファイルの操作をしたり、いろいろ触ってみてください。

スポンサーリンク

PCの終了のさせ方

注意

2022/6/24更新
ここまで頑張って設定しましたが、
「LiveUSB作成」編でつくったLiveUSBは、再起動すると設定はすべて初期状態に戻ってしまいます。
「保存できるLiveUSBでLinuxを始めよう!」編で作ったLiveUSBは、設定が保存され、再起動しても初期状態に戻りません。
ここまで頑張って設定しましたが、LiveUSBは再起動すると設定はすべて初期状態に戻ってしまいます。
設定が保存できるLiveUSBは別の回で紹介します。

shutdown1

スタートメニューから、赤のボタンをクリック。

shutdown2

シャットダウンか、再起動を選ぶウィンドウが出るので、「シャットダウン」を選択

SHutdown2

このような画面が出るので、LiveUSBをぬいて、「Enter」キーで終了です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました