1つのSSDに、複数のLinuxディストリビューションをインストールして、マルチブートできるようにします。
どのLinuxディストリビューションにするか、じっくり使って試したい時など、参考にしてください。
使用した機器
- PC:MeLE Quieter3C
- SSD:M.2 2280 1TB
今回は、Windows11をインストールしてあったSSDを、インストール作業中に消去して使用しました。
- USBフラッシュメモリ16GB
インストールメディアとして使用します。8GBあれば足りると思います。
インストール前に、各Linuxディストリビューションのインストールメディア(LiveUSB)を作成しておきます。
インストールしたLinuxディストリビューション
インストールしたLinuxディストリビューション(カッコ内は、デスクトップ環境)
- MX Linux 21.2.1 (XFCE)
- Ubuntu 22.10 (GNOME3)
- Manjaro 21.3 (PLASMA)
- GeckoLinux Rolling editions (Pantheon)
- Linux Mint 21.1 (Cinnamon)
インストール完了後の、SSDのパーティションは、下図のようになります。
(MX LinuxのGPartedの表示)
![SSDパーティション](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/1TB-all-1024x591.jpg)
先頭のパーティション(nvme0n1p1)に、EFI Systemパーティション
そのあとに、順に5つのパーティションを作り、そこにそれぞれのLinuxをインストール
あまった部分を、共通のデータ保管場所にします。
Linuxの起動には、最低限、1つのEFI systemパーティション(ここにブートローダーであるGRUBを入れる)と、1つのルートパーティションが必要です。EFI Systemパーティションを各Linuxディストリビューションで共用することで、1SSDで、マルチブートを実現します。
MX Linuxのインストール(SSD消去作業含む)
内臓のWindowsがインストールされたeMMCを切り離しして(認識しないようにする)インストールするのが無難です。
今回は、eMMCを切り離すのを忘れており、MX Linuxのインストール後にeMMCの切り離しを実施し、Ubuntu以降のインストールをしています。
Quieter3CのeMMCの切り離しは、以下参照ください。
LiveUSBからインストーラ起動
事前に作成しておいたMX LinuxのLiveUSBから起動します。
![MX Linuxインストーラ起動](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX01-1024x576.jpg)
起動したら、「MX Linuxへようこそ」ウィンドウ上の、「MX Linux を インストール」をクリックして、インストーラを起動します。
![MX Linuxインストーラ](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX02-1024x802.jpg)
次の画面で、SSDの消去と、インストール先パーティションの設定を行います。
![インストールのタイプを選択](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX03-1024x802.jpg)
ここで、「ディスクレイアウトをカスタマイズ」にチェックを入れ、「次へ」
SSDの消去
![パーティションの選択](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX04-1024x802.jpg)
PCに接続されているメディアがリストアップされます。nvme0n1がSSDです。
GPartedを起動して、いったんSSDを消去します。
新品のSSDであったり、すでに消去済みのSSDでは、この作業は不要です。
![GParted メディア選択](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX05-1024x802.jpg)
GPartedが起動したら、SSDを選択します。(上図で表示されている/dev/mmcblk0は、内臓のeMMCです)
![SSDを選択](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX06-1024x694.jpg)
リストから、「/dev/nvme0n1」を選択します。
![p4 delete](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX07-1024x861.jpg)
SSDのパーティションが表示されるので、全部「Delete」します。
リストアップされたパーティションの行上で右クリックして、表示されるリストから、「Delete」を選択します。
![全部消去](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX08-1024x640.jpg)
これを繰り返して、SSD内のすべてのパーティションを「Delete」します。
![Deleteを適用](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX09-1024x693.jpg)
上図のように、「unallocated」1つだけになったら、「レ」をクリックして、適用します。
![確認メッセージ](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX10-1024x694.jpg)
確認のメッセージがでるので、「Apply」をクリックして処理を続けます。
![処理中](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX11-1024x694.jpg)
消去処理中
![消去処理完了](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX13-1024x693.jpg)
消去処理完了
「Close」をクリックして、ウィンドウを閉じます。
![GParted終了](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX14-1024x694.jpg)
右上の「×」をクリックして、GPartedを終了します。
パーティションの設定
EFI Systemパーティションの設定
SSDの先頭に、EFI Systemパーティションを設定します。容量は250MBとしました。
![nvme0n1](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX15-1024x802.jpg)
nvme0n1(SSDのディバイス名)を選択(クリック)して、
右上にある「+」をクリックします。
すると、nmme0n1p1が追加されるます。
![nvme0n1p1設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2024/05/m-MX16a-1024x802.jpg)
nvme0n1p1 をESPにします。上図の位置でクリックして、
![ESP](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX17-1024x802.jpg)
リストから「ESP」を選択します。
「ラベル」欄に、自動で「EFI System」と入ります。
次に、容量を設定します。
![p1容量](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX18-1024x802.jpg)
容量は、↑↓をクリックする方法、直接数値を入力する方法、どちらでも可能です。
今回は、250MBとしました。
ルートパーティションの設定
次に、OS自体をインストールするパーティションを作成します。
![p2追加](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX19-1024x802.jpg)
再び「+」をクリックすると、nvme0n1p2 が追加されます。
各パラメータを設定します。
![p2設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX20-1024x802.jpg)
サイズ:任意(今回は125GB)
Use For:root
フォーマット:ext4
と設定します。「次へ」をクリック。
![インストールの確認](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX21-1024x802.jpg)
確認のメッセージが表示されるので、「はい」で継続。
インストールと必須設定項目
![インストールの必須設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX22-1-1024x802.jpg)
インストールが開始されますが、上図のように設定します。
起動には、GRUBを使用し、先ほど設定したEFI Systemパーティションへそれをインストールします。
![インストール](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX23-640x1024.jpg)
あとは通常のインストールと同様、ユーザー名やパスワードを設定し、作業が終わるまで待ちます。
終わったら、再起動します。
![MX Linux GRUB画面](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX24-1024x576.jpg)
再起動すると、起動選択画面が表示されます。内臓eMMCにインストールしてあるWindowsも選択できます。
何もせずにいると5秒で、もしくは「Enter」で即起動します。
![起動画面](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX25-1024x576.jpg)
![](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/m-MX26-1024x576.jpg)
無事起動しました。
Ubuntuのインストール
ここからは、内臓のWindowsがインストールされたeMMCを切り離し(認識しないように)した状態でインストールしています。(途中でやっているのに意味はありません。忘れていただけです)
Quieter3CのeMMCの切り離しは、以下参照ください。
LiveUSBからインストーラ起動
事前に作成しておいたUbuntuのLiveUSBから起動します。
Ubuntuの場合は、インストーラも一緒に起動します。
![Ubuntu起動直後](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub01-1024x797.jpg)
「Ubuntuをインストール」をクリックし、作業を進めていきます。(詳細は省略)
![インストール作業](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub02-1024x927.jpg)
インストール先の設定
「インストールの種類」にはいったら、インストールするパーティションを設定していきます。
![インストールの種類](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub03-1024x573.jpg)
「それ以外」を選択し、「続ける」をクリック。
ルートパーティションの設定
![パーティション追加](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub04-1-1024x569.jpg)
パーティションの設定画面になるので、
- SSD /dev/nvme0n1 であることを確認
- /dev/nvme0n1p2(MX Linuxをインストールしたパーティション)の下の「空き容量」を選択(左クリック)
- 「+」をクリック
![パーティションの作成](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub05-1024x554.jpg)
上図の赤枠で囲ったように設定します。
サイズは任意で設定してください。今回は128,000MBとしました。
マウントポイントの「/」は、「ルート」という意味です。
「OK」をクリックして、ウィンドウを閉じます。
ブートローダーインストール先の設定
![ブートローダーインストール先の設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub06-1024x557.jpg)
新しいパーティション、「/dev/nvme0n1p3」が追加されていることを確認したら、
ブートローダーをインストールするディバイスをEFI Systemパーティションである、/dev/nvme0n1p1 へ変更します。
![EFI Systemパーティションに設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub07-1024x569.jpg)
リストから /dev/nvme0n1p1 を選択します。
インストール
![Ubuntuインストール](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub08-1024x562.jpg)
設定できたら、「インストール」をクリックします。
![確認](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub09-1024x649.jpg)
確認のダイアログが表示されるので、「続ける」をクリック。
![インストール状況](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub10-1024x716.jpg)
タイムゾーン設定や、ユーザー、パスワード設定と進み、インストールが始まります。
終了すると、再起動を促されるので、「今すぐ再起動する」をクリックします。
![Remove USB](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub11-1024x822.jpg)
上図の指示通り、インストールメディア(LiveUSB)を取り外し、「ENTER」を押します。
![GRUB Ubuntu](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub12-1024x576.jpg)
ブートローダー画面です。Ubuntuのものに置き換わっています。
先にインストールしたMX Linuxがメニューにあります。
(Windows11は、インストールしてあるeMMCを切り離ししているため、表示されません)
Ubuntuを起動します。
![パスワード](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub13-1024x576.jpg)
![Ubuntuインストール完了](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/ub14-1024x576.jpg)
無事に立ち上がりました。
Manjaroのインストール
3つ目以降は、2つ目と基本的に一緒です。
ルートパーティションを設定し、EFI Systemパーティションを指定します。
Manjaroのインストールメディア(LiveUSB)から起動したら、
![Manjaro インストーラ起動](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj01-1024x576.jpg)
「インストーラを起動」をクリック
![Manjaro インストール](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj02-1024x350.jpg)
順番に設定を進めていきます。次からがポイント。
設定のポイント パーティション設定
![Manjaro 手動パーティション](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj03-1024x585.jpg)
「ストレージディバイスを選択」が、SSD(/dev/nvme0n1)になっているのを確認し、
「手動パーティション」を選択。
![Manjaro パーティション設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj04-1024x586.jpg)
選択したら、「次へ」
![Manjaro 空き領域](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj05-1024x585.jpg)
「空き領域」を選択したあと、「作成」をクリック。
![Manjaro ルート](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj06-1024x901.jpg)
- サイズを設定
- ファイルシステムを「ext4」に
- マウントポイントを「/」(ルート)に設定
- 「OK」をクリック
![Manjaro EFI設定へ](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj07-1024x587.jpg)
- 「新しいパーティション」が追加されてことを確認
- EFI Systemパーティションである、/dev/nvme0n1p1 を選択して
- 「編集」をクリック
![Manjaro EFI設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj08.jpg)
マウントポイントを「/boot/efi」に設定して、「OK」をクリック
![Manjaro EFI設定完了](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj09-1024x580.jpg)
設定されたのを確認したら、「次へ」
![Manjaro 警告](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj10-1024x588.jpg)
警告がでますが、そのまま「了解」をクリックして続けます。
(以下説明省略)
![Manjaro インストール1](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj11-1024x307.jpg)
![Manjaro インストール2](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj12-1024x328.jpg)
完了したら、再起動します。
![Manjaro GRUB](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj13-1024x576.jpg)
ブートマネージャーがManjaroのものに置き換わります。「Enter」で起動。
![Manjaro ログイン](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj14-1024x576.jpg)
パスワードを入力して
![Manjaro](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mj15-1024x576.jpg)
無事、Manjaroが立ち上がりました。
Gecko Linuxのインストール
Gecko Linuxのインストール操作は、Manjaroとほぼ一緒です。インストール作業中のポイントのみ掲載します。
パーティションの設定
![Gecko パーティション設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/gk01-1024x546.jpg)
「ストレージディバイスを選択」が、SSD(/dev/nvme0n1)になっているのを確認し、
「手動パーティション」を選択。
![Gecko 空き領域](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/gk02-1024x551.jpg)
「空き領域」を選択して、「作成」
![Gecko ルートパーティション](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/gk03-1024x924.jpg)
サイズ、ファイルシステム(Gecko Linuxはbtrfsがデフォルト)、マウントポイントを「/」ルートに設定。
![Gecko パーティション設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/gk04-1024x552.jpg)
「新しいパーティション」が追加されたことを確認し、
EFI Systemパーティション/dev/nvme0n1p1 を「編集」して、マウントポイントを「/boot/efi」に設定。
あとは、インストール作業を継続し、完了後、再起動。
![Gecko Linux GRUB](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/gk05-1024x576.jpg)
ブートマネージャーがGecko Linuxのものに置き換わります。「Enter」で起動。
![Gecko Linux ログイン](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/gk06-1024x576.jpg)
パスワードを入力して
![Gecko Linux](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/gk07-1024x576.jpg)
Gecko Linuxが立ち上がりました。
Linux Mint のインストール
Linux Mintは、Ubuntuと同じです。(ベースがUbuntuだからというのもあって)
インストール作業中のポイントのみ掲載します。
パーティションの設定
![Mint パーティション設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mt01-1024x635.jpg)
「それ以外」を選択し、
![Mint 空き領域](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mt02-1024x555.jpg)
「空き領域」を選択し、「+」をクリック。
![Mint ルートパーティション設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mt03-1024x550.jpg)
サイズを設定、利用方法を「ext4」に、マウントポイントを「/」に設定。
![Mint ブートローダーインストール先](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mt04-1024x558.jpg)
「ブートローダーをインストールするディバイス」を、EFI Systemパーティションである、/dev/nvme0n1p1 に設定。
あとは、インストール作業をすすめ、完了したら再起動します。
![Linux Mint GRUB](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mt05-1024x576.jpg)
ブートマネージャーがLinux Mintのものに置き換わります。「Enter」で起動。
![Linux Mintログイン](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mt06-1024x576.jpg)
パスワードを入力
![Linux Mint](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/mt07-1024x576.jpg)
Linux Mintが立ち上がりました。
共通のデータ保管場所作成
SSDの余った領域を、共通のデータ保管場所にします。
今回は、Linux Mintの「ディスク」を使って設定しましたが、どのディストリビューションも基本は同じです。(アプリケーションは「ディスク」もしくは「GParted」などディストリビューションによって、用意されているものは異なります。)
![ディスクアプリの起動](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co01-1024x772.jpg)
「ディスク」を起動します。
![ディスクーSSDを選択](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co02-1024x681.jpg)
左のリストからSSDを選択
![空き領域を初期化](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co03-1-1024x682.jpg)
「空き領域」を選択したあと、「+」をクリック
![パーティションサイズ設定](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co04-1024x679.jpg)
「パーティションサイズ」を設定(ここでは空いている容量全部を割り当て)して、「次へ」
![ボリュームの名称入力](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co05-1024x681.jpg)
任意のボリューム名を入力して、「作成」をクリック
![フォーマット(パスワード)](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co06-1024x681.jpg)
パスワードを求められるので、入力すると、「空き領域」がフォーマットされ、使用できるようになります。
![ディスクーマウント](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co07-1024x681.jpg)
ここで、右向き▲をクリックすると、マウントされます。
![CommonDataマウント](https://jpcmoh.myds.me/mohwp/wp-content/uploads/2023/01/co08.jpg)
作成したファイルをここに保管すれば、インストールしたどのディストリビューションからも利用できます。
まとめ
今回、5つのディストリビューションをインストールしましたが、3つ目以降は、2つ目のやり方と基本同じです。
マルチブートにしておけば、いろいろなディストリビューションを長く試すことができ、自分にあったものを気長に選ぶことができます。
試してみてください。
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